消滅時効

時効

消滅時効については、わりと最近改正された部分の時効の完成猶予や更新のみならず、時効の利益の放棄と承認や、催告と協議の合意についても情報共有していけたらと思っています。

消滅時効の援用権者

対象権利・・・の消滅時効を援用できる者可否
主たる債務保証人,連帯保証人
被担保債権物上保証人,抵当不動産の第三取得者
予約完結権仮登記(売買予約)された不動産の第三取得者
予約完結権売買予約の仮登記に後れる抵当権者
詐害行為取消権者の
被担保債権
詐害行為の受益者
他の債権者に対する債務債務者に代位した金銭債権の一般債権者
他の債権者に対する債務金銭債権の一般債権者×
先順位抵当権の被担保債権後順位抵当権者×

時効利益の放棄と承認

・時効の利益はあらかじめ放棄することはできない。
【時効の完成後】
・「時効の完成」を知ってて「承認」した→時効の放棄
・「時効の完成」を知らずに「承認」してしまった→信義則上援用できなくなる
時効の完成前に承認した→時効の更新
・「主債務者」が時効の利益を放棄しても、「保証人」は「主債務の消滅時効」を援用できる。※相対効
・法定代理人等の同意を得ないで、①未成年者 ②成年被後見人 ③被保佐人 ④被補助人がした「時効利益の放棄」は、取り消すことができる。

時効の完成猶予・更新

【時効の完成猶予】時効の一時停止
【時効の更新】  「進行中の時効期間」がリセットされる。あらためてカウント0からやり直し。

承認・催告・協議の合意

承認にあたる・一部弁済
・利息の支払い
・支払猶予の申し入れ
 1回目2回目完成猶予期間
a.1回目の催告 催告の時から6か月を経過するまで
 2回目の催告✖ 催告は1回ポッキリ。
催告の繰り返しにより時効完成の引き延ばしを防止する
b.1回目の
協議の合意
(書面で来い!)
 ①合意から1年経過時
②合意による協議期間(1年未満)を定めた場合、
 その期間の経過時
③協議続行拒絶通知から6か月経過後
 2回目の
協議の合意
通算5年以内
協議の合意は債権者と債務者の双方が合意しているので
c.まずは催告  
    次に協議の合意✖ 「催告」しか認められない
d.まずは協議の合意  
 次に催告✖ 「協議の合意」しか認められない
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