抵当権の譲渡(抵当権のみの譲渡)

抵当権の処分

抵当権の譲渡(抵当権のみの譲渡)

【抵当権の譲渡(抵当権のみの譲渡)とは?】

例えば「債権譲渡による抵当権の移転」では被担保債権と抵当権が移転する。
他方、この「抵当権の譲渡(抵当権のみの譲渡)」では被担保債権が移転するのではなく、「抵当権の優先弁済権のみ」を譲ってあげる。言わば、抵当権の処分。

そこで、「移転」という文言ではなく、「譲渡」という文言を使う。

①抵当権の移転(ex:債権譲渡による抵当権の移転)「被担保債権」と「抵当権」が共に移転する
②抵当権の譲渡抵当権のみの譲渡
➡「優先弁済権の利益」のみを譲渡するものであって、
抵当権自体を譲渡するものではない。
⇒優先弁済を受けられる

 

同一債務者の無担保債権者への「抵当権のみの譲渡」

申請書例

《事例 1》

所有権保存
抵当権設定
 抵当権者 X
 債務者 A

登記記録にはもちろん出てきていないが、
債務者Aと無担保債権者Yとの間にも次のような取引が存在した。
○○年○○月○○日 金銭消費貸借
債権額 金1000万円
利息  年5%
損害金 年5%
債務者 A 

○○年○○月○○日、抵当権者Xは無担保債権者Yに対し、
1番抵当権を譲渡した。

登記の目的1番抵当権譲渡
登記原因日付○○年○○月○○日 金銭消費貸借 同日譲渡 
登記事項債権額 金1000万円
利息  年5%
損害金 年5%
債務者 A 
申請人の氏名
又は名称
権利者(受益者) Y

 

義務者 X

登録免許税不動産1個につき金1000円

《比較》~元本確定前のみにできる登記

 

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